京の年中行事 顔見世歌舞伎

 顔見世に行ってきました。

京都の南座です。

 

 

 

 

 

 

 

 

顔見世は、10年くらい観させていただいてますが

昨年は、誰からもお誘いがなく、2年ぶりですが

とにかくイメージは、さぶい〜〜

 

 

師走でさぶいし、京都でさぶいし、南座は古いから

さぶい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でも、今回は、ありがたいことに、桟敷であったか〜〜

(靴を脱いで、掘りごたつみたいになってるので、足ものばせるから

楽ちんです

 

 

 

おまけに芸妓の有佳子ちゃんもご一緒なので

華やか〜

 

 

 

 

 

 

 

テーブルが、あるというのは、ストーリーや役者さんを

チェックしながら、見やすい。

 

 

 

お茶とかお菓子とか食べながら

ゆっくり観れるのです。

底をもみもみしたら、濃くなる南座の緑茶。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でも、やっぱり、歌舞伎のお供は、歌舞伎揚げやろ〜〜〜

 

 

 

 

 

久しぶりに、「助六曲輪初花桜」で、玉三郎の美しすぎる花魁

 

拝見したけど、今回は、それより、仁左衛門

完璧なポージング、表情でカッコ良すぎる〜うと思いました。

これこそ、お見事素晴らしいです。

 

 

 

あと、第4幕フィナーレの石橋「しゃっきょう」も

がっつりゴジャース

 

 

 

紙吹雪が、これでもかと舞い散るなかで

赤い獅子と白い獅子が、あの床まであるローングヘアーで

首を振りまく姿は、高揚します

いつもは、あの首振り、ドラマーが、ソロで叩きまくるのと同じくらい

全く興味がないのですが

美術も波の絵で、好きでした

 

勉強になります。

 

 

 

今年は、お能は何回か行きましたが、歌舞伎は、この1回だけだったので

やっぱり、華やかなのはいいなと思いました

 

 

 

 

 

 

       

 

 

 

 

 

幕間で、ご招待いただいた祇園の楽楽の旦那さんの中田さんとこの

お弁当を届けていただき、お世辞でなく大変美味しい

(ご飯も2段になってるボリュームたっぷり)

 

この日は、客席に芸舞妓さんがたくさんいて、目立ち過ぎて

いらっしゃったみたいですが、

 

やーたーら、満江(まんこう)という登場人物や

男女蔵(おめぞう)さんのお名前が、お気に入りで、

もうひとかたの男性と、ず〜〜とその話で楽しそう

端から見たら、何がそんなに楽しそうなんだろうと思ったはずです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ところで、余談ですが、

JR大阪駅から電車で、向ったのですが、手前で

人身事故があったらしく、寒い中、ホームで40分も待たされて

京都駅で拾ってもらう予定が、遅れたので、一人タクシー

向ったのです。

 

 

美しいマダムのような女性ドライバーが話しかけてきたので、

ブツブツ文句を言ってたら、ただの近所のおばちゃん同士の会話に

なってきて

 

 

 

 

「また人身事故ですか。昨日もだったんですよー

この時期は、去年くらいから、多いですわ。

こんなん言うたらなんやけど、残されたもんが、賠償金

払わなあかんわけやし、やっぱり海が一番です。」と始まり、

 

 

 

 

 

 

「京都では、京阪(電車)が、一番、賠償金が高いって、むかしから

言われていて、飛び込むんやったら、京阪はあかんでって言われてるんです」

とのこと。

 

 

 

 

ひえ〜〜さすがやわ

やっぱり、京都のひとは、上品にさらっと

きっついこと言いはりますわあ〜〜と

思うのでありました。

 

 

 

おそるべし〜〜〜