今里新地の芸妓と南地の舞妓

大阪のディープな今里新地というエリアに

料亭をもっている会社主催のゴルフコンペに参加しました。

 

で、友人でもある今里新地の芸妓さんが、そのエリアで、

一番若いのですが、もう50代になったというお話しをしていて、

最近は、ほとんどその料亭にも芸妓出動することが少ないという

話しを聞きました。

確か、7−8年くらい前に聞いた時は、今里新地の芸妓さんが

もう7−8人しかおらんようになった〜と言ってたのですが、

ななんと、今は、その一番お若い方が、ほとんど出動してないということは

もう今里新地の芸妓さんは、ゼロに近いのであ〜る

 

勿体ないいいいい〜

 

 

ということは、大阪ミナミ(南地)のこの舞妓も貴重ではないのか〜っ

と、ふと思い、写真を探したら、ありましたので、昨年撮ったものですが

ご披露させていただきま〜す

戦前は、南地だけでも芸妓さんが2000人とかいたらしいです。

 

 

う〜ん

 

  

  

 

 

 

しゃちほここれは、技術がいるよね〜すご〜い。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 お座敷遊びのトラトラトラの説明中です。

平和〜〜〜 

 

 

 

 京都は、舞妓さんが、増えていると聞きましたが、

大阪も残して欲しいものです〜

 

 

 

 

 

 

 

舞妓花見お〜きに〜

 一昨日、鴨川沿いのいつも楽し〜い知人宅

お花見に伺ったら、まだ咲いていなかったのでした。

 

 

で、舞妓ちゃんのおべべの桜を拝見。

かんざしは、菜の花であ〜る

この2重になった裾(青&白)は、3月で終わりで

4月からは、1重になるそうです。

 

 

あや野ちゃん

 

   

 

 

   

 

 

 

「お〜きに」です。

 

お〜              き                に〜〜〜い

 

  

 

 

まだ上唇に紅がついていないだけあって、むじゃき〜かわいい

「に」のポーズは、なかなか似合わないものであ〜る

 

 

 

60度のウォッカが、入っていて、このゼリー1つに4分の1ほど

アルコールがはいっていて、食べるときは、案外へっちゃらだけど、

胃の中で酔いがまわるワンボーを初めていただく。

桜の香りがするせっかくの日本酒に

コーヒー味のゼリーは合わず、グレープの味を入れていただく。

 

 

 

 

   

 

 

 

光菜ちゃん。

外国人の方に、どういう意味ですか?と聞かれて

おねえさんが(芸妓さん)、

「フラッシュベジタブルいわはったんどす」と

フラッシュも、ベジタブルもちょっと違うとおっしゃってました。

 

 

 

 

 

      

 

 

市穂さん

ご存知だと思いますが、舞妓さんは、ご自分の髪の毛で結っていて

芸妓さんは、かつらです。

芸妓さんも舞妓さんも、お話しをしてたかと思うと

絶妙なタイミングで、お酒やお料理を取りにいってくれたり、

踊りなど芸術的な面だけでなく、人間的にも勉強になります

 

 

 

   

 

 

 

途中から、着ぐるみやら、何か身に付けてる人が増え出し

 

 

 

 

 

しかし、こういう60歳になりたいな〜と思う

これ、被ったら、誰でも悪う〜見えるねん

ということです。

 

 

 

 

被りたいやろ〜やろやろ〜と言われて、被りましたが

もひとつなあたくし。修行が足らんわあ〜〜

ずれてるし〜。

まだまだあきまへ〜ん

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

芸舞妓の上方舞

 大阪難波の国立文楽劇場での貸し切り「上方花舞台」を

観に行ってきました

 

これは、終わった直後の写真。もっと盛りだくさん芸舞妓さんが

いたのだけど、写真を撮ってる無粋なひとはいない

 

 

 

  

 

 

一、京都祇園甲部の芸妓による「手打」。

現在、祇園町にしか残っていない珍しい芸能らしく、初めて観た

 

ものすごく年齢を重ねた芸妓も含めた20人くらいが

同じ衣装で、ずらりと一列になり、

手に紫檀(したん)の拍子木(「火の用心〜パンパン」と鳴らすようなもの)を

「ヨーアリャアリャ」と掛け声をかけながら打つ。

もともと、歌舞伎の顔見世に出演する役者の乗り込みを迎える手打式だったらしい。

めずらしや〜〜

 

 

 

ニ、紋付袴で正座して語る素狂言「九十九がみ」

人間国宝茂山千作さんが、演じる(語る)百歳に近い老女が

絶世の美男貴公子業平に恋焦がれ、息子がアレンジして

一夜を共にする話

オモロいのだが、舟を漕いでしまった

他にも漕いでる人が多かった。

 

 

 

三、長唄「二人椀久」

唄2人三味線2人の4人(無表情)なのだが、「ゴールドフィンガーズ」という

ユニットでもあるらしい。さすがにお見事で、拍手が沸きおこる。

 

江戸初期、御堂筋に住んでた豪商椀屋久右衛門(椀久)が、

新町(近くの花街)の傾城松山に深くなじみ、豪遊し過ぎたので

座敷牢に入れられたのだが、恋しさに発狂して死んだという実話の長唄。

 

唄の題名が、「キムタク」みたいなもので、笑える。

 

 

四、京都宮川町の舞妓&芸妓による上方舞

舞妓の群舞(20人くらい)で、華やか〜目出たく舞い納める。

「大阪締め」の手打ちを織り込んでいた。

 

「大阪締め」は、大阪の手打ち(手締めのこと)なんだけど

 

 
 
「打ーちまひょ」 パンパン
「もひとつせ」 パンパン
「祝うて三度」 パパン パン
「おめでとうございますー」パチパチパチ…(拍手)
 

 

とやります。

もちろん、一本締め

「いよ〜っお」 タンタンタン タンタンタン タンタンタン タン

「ありがとうございました」パチパチパチ(拍手)というのんが、一般的ですが

 

復活させようという動きがあり、芸能系、商売人系の集まりでは

大阪締めをやったりする機会があります。

 

勢いは、全くなく、なんか、まったりな拍子が抜けた感じで

中途半端な終わり方だと思う。

大阪での世界陸上でもやったようだが、「もひとつ」せ〜〜〜

残念ながら、これ以上の一般的な復活は無理かと思う。

 

 

今里新地(ディープ大阪)の芸妓さんが、音頭をとってやったりするけど

京都の舞妓さんが、やってるのは初めてみました。それも舞台で。

 

 

ちなみに、文楽劇場は、文楽の劇場です。

 

 

     

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 
 
 
 

 

 

 
 

 

 

 

 

 

 

 

花街、芸舞妓のお化け

 京都の花街で、一年で一番華やかなのは、節分のお化け

 

 

舞妓さんや芸妓さんが、2〜3人のユニットとなって、

お茶屋やそのお部屋をまわって、その日だけの芸を

披露するのであ〜る。

フラメンコとか、白雪姫とかならいいけど、

お坊さんとか、え〜そんな格好するの〜という格好をして

楽しませてくれる

違う年齢や性になって厄落としする習わしなので、

ご立派なおじさまが、お化けで芸妓姿になってる写真を

見せてもらったこともある。

 

懐かしい小さなラジカセを自分たちで持ってまわって、自分で

ボタンを押してスタートするのだけど、音の悪い感じが、クラシック〜

 

 

 

     

 

 

マジメに「胡蝶」を舞ってはったっと思ったら、ABBAの

ダンシングクイーンに音楽が、変わって、靴を履いて

タップダンス〜

 

ばっちり、二人は合っていて(ジャンプもしてた)

これは、かなりハード。昨夜は、介の字張りだったらしい。

そらそうやわ〜

 

タップも上手い

 

 

   

 

 

そして、違うユニットは、海亀の絵を置いて、浦島太郎が出て来て、

三味線の音だけで舞を舞ってたかと思うと、竜宮城の姫が現われる

 

 

 

      

 

 

・・・と、また音楽が急に、ハワイアン〜にあり、フラを踊り出すのだ

なるほど〜、腰蓑つながりね〜と爆笑

 

 

 

     

 

 

 

    

 

 

「昨日は、浦島太郎役やったんで、気が楽やったんどすが、

今日は、朝から、気が気でなくて〜〜」と、

言うてはりました

2日しかしないのに、前日と、わざわざ変えてるらしい

 

 

この寿三婆も、おもしろくて、よくできていて

何やら、お目でたい〜〜

踊りの最中に、輪投げみたいなのをさせてくれたのだけど、

私が、投げたら、ちゃんとうまく全部、腕に入れてくれたりして

楽しい〜

 

 

 

 

途中で、AflaxのCMの曲になったり

EXILEの曲になって、ちょっと笑う〜

 

 

 

 

 

メイクは、ちゃんと顔師に描いてもらうらしい。

 

 

 

 

 

背中は、JALでっせ〜(といって、自ら見せてくれた)

 

 

 

 

 

 

千社札も、お化け用に特別に連名で作っていて

よく見たら、演目の図柄を入れてある。

 

 

 

 

 

 

そして、顔(ファンデーション)が、ピンクなので

鬼かなと思ってたら、金太郎

 

髭の部分もちゃんと描いていて、青い。

 

 

 

   

 

 

 

 

 

途中で、音楽がタンゴに変わって、豹変

 

 

 

 

タラッタッタンタンタン、ラララ〜、タラッタンタッラ〜

 

 

 

みんな、大体、焦っているし、ひ〜ふ〜言うている

それぞれ、一晩50座敷くらいをまわるらしく

節分と前日で、約100回くらい?、これをやるのであ〜る。

1晩、6時半くらいから、23時くらいまでに集中してやるのだし、

そら、疲れるわ〜〜〜〜