きんさんぎんさんも絞るshibori

竹田庄九郎ブランドのきもの「絞り」 

1610年に初代が、考案して尾張で発売したというのだから、歴史ありすぎ。

 

イタリアンレストランも併設してる京都のこの建物で

展覧会中でした。

 

 

 

 

中に入ると、中庭があり

 

 

  

 

お〜〜っと、「絞り」祭り〜〜〜し〜ぼりだ、しぼりだ、しぼりだ〜)

値段を聞くひとなんて、誰もいなくて、聞けなかったが、300万円くらいひゃ〜

でも、大体、これ1枚で、2年かかるとのことで、

そう思うと、絞る人に申し訳ないような

 

 

  

 

 

絞る巻き数を変えていて、

(写真左)右11回、左が8回。

(写真右)上の方から、下のほうにかけて、絞る数が違う。下にいくほど〼が大きい

 

 あかーん、気が遠くなってきた〜

 

 

  

 

 

 

ていうか、裏面、絵柄になってるし〜、ひえ〜

 

 

  

 

 

これは、軽井沢に雪景色を写真から絵にしたものである

 

 

   

 

 

 

これは、「これでもか〜」という技術を見せまくってる作品です。絞った中に、また絞っています。

 

 

  

 

 

 

じつは、1人1種の 技術を身につけているので、

これだと、大きい絞りのひと、この小さい人。。ということで6人の傑作。

 

この会社で、きんさんぎんさんも10歳くらい〜85歳くらいまで、絞っていて

今は、娘さんが、絞ってらっしゃるそうです。

このお二人も、それぞれ違う技法をやっていました。

これは、同じ技法だったら、上手なほうにばかり仕事がまわりますが

違うのを身につけていたら、そういうことがないだろうという親心らしいです。なるほろー

 

 

 

 

ちなみに、今、60〜90歳くらいの方が、多いそうですが、手先を使うからか、

長生きのお方が多いようです。

 

 

ちょっと〜これなんて、裏にお店の建物の絵が描かれてるのであーる

スーツの裏生地が、タイガース柄とは、わけが違う

 

 

   

 

 

というのも、な、なんと

この豪壮なお店は、安藤広重画の東海道五十三次の絵にでてくるのであーる

絵の下は、現在の写真。 

 

 

  

 

 

そして、「絞り」といえば、ウツボのようなのしか、知らなかったのですが

(参照:このブログの最後のほう。スクリューに注目:http://sensyuyasuko.iza.ne.jp/blog/entry/1706316/

 

なあんと、嵐絞りといって、雨のような線の絞りがあるのであーる。

 

しかーし、この技術を持った方が、なんと、

もうお一人しかいない

 

写真では、よく見えませんが、

描いていないので、線が、ぼやけていて、立体感があるし、線の太さも違う。

 

 

 

 

   

 

こうやって、絞るらしい。

 

   

 

 

ところで、絞るのに2年、ほどくのは、一瞬ですが、

着物1枚が、全部絞ってると、この大きさですよ。びっくり〜

 

 

 

 

 

 

それぞれ、左の絵にでてくる着物が、右にある絞りであーる

 

 

  

 

 

 

1900年にパリの世界万国博覧会に絞りの作品を出品して、受賞したくらいだから、

絞るアイデアも、斬新。

アインシュタインや、大江健三郎、ケネディがありました。

 

 

 

    

 

 

こういうのをお召しになってるお嬢様がいたら、ええとこの人〜って感じで、

性格も良いに決まってるように見えてしまう

冷静に見たら、ほんとスゴい技術だし、綺麗

 

 

  

 

 

鶴松とか目出たいわぁ。

 

 

  

 

 

この大きなピンクの部分も大きく絞っている。

 

 

  

 

 

ところで、洋服にも使われて、テレビでは、気がつかなくても(この写真もわかりにくいけど)

絞ってたりするのであーる

 

 

   

 

   

 じつは、すごいお方が、お召しになってる写真もいくつかありましたので

それもご想像して、ご覧下さいませ

 

 

 

 

 

 

竹田嘉兵衛商店

 

http://www.takeda-kahei.co.jp/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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