ハプスブルグ展

京都国立博物館の ハプスブルグ展に行ってきました

毎日16時くらい迄、混んでるのがわかっていたので、

16時前に行ったら・・・50分待ち

 

 

 

寒いし並びたくないので、この様子が見えるカフェで、

1時間弱待って、入場しました。

 

 

先月、西洋美術史家の木村泰司さんの講座

ベラスケスのお話を聴いてから、行ったので、へぇ〜〜と思うことも

多く、また、日本初公開(初里帰り)の日本の当時の生活が

わかる絵も良かったです

猿回しとか、川床で楽しく呑んでるのや、花屋とか

左官の絵など。

 

 

 

 

ところで、ハプスブルグ家(スペイン/オーストリア)では、

肖像画の価値が一番高かったのですが、フランスのように

美化したり、飾りまくったのを良しとしなく

あるがままの描くというのを、良しとしていたらしい

 

 

なので、近親結婚が重なりまくっていたのもあるのか

(11組中9組が3親等以内)

ぶっさいいく〜〜なお顔がそのままで、味があります

独特のアゴが、特徴。

 

とうとうカルロス2世は、もっともアゴが長くなってしまい(先端巨大症)

咀嚼問題があり、常によだれをたらしていたらしく、

話せるようになったのが、4歳、歩けるようになったのは8歳になってからだという。

心身喪失状態で、妻が亡くなってからは、奇行があったりで、とうとう

王位化粧者を残さず、スペイン・ハプスブルグ家は、断絶

スペインハプスブルグ家最後の男子になったそうです。 

 

 

 

 

ちなみに、そのカルロス2世の父は、フェリペ4世で、

ヨーロッパ最高の美術コレクションを築いた(プラド美術館の礎)人なんですが

最初の奥さん(イザベル)が、亡くなった後、

マリアナという姪と結婚したのですが(その二人の子供がカルロス2世)

そのマリアナは、フェリペ4世が、溺愛した実妹マリア・アナと

フェルディナント3世(神聖ローマ皇帝、ハンガリー王、

ボヘミア王)との子供

 

 

ちなみに、フェリペ4世の最初の奥さんイザベルとの

子供マリア・テレサは、ルイ14世(フランス王)と

結婚しており、後にルイ14世の躍進の格好の餌食に

なっていくようです。

 

 

 

 

 

あ〜〜、名前が、太郎花子でなく、わかりにくいのだけど

わかってくると、かーなーり、そのへんのドラマよりオモロい

 

そして、サイパンやグアムのマリアナ諸島の名前の由来は、

そのフェリペ4世の2回目の奥さん(フィリペ4世の実妹の子、カルロス2世の母)の

マリアナという名前から、なんですよ〜

なんか親しみやすい〜〜〜

 

 

 

 

 

 

 

 

右の絵

この2年後に4歳くらいで、亡くなってますが

生まれつき病弱で、ネックレスみたいのや腕についてるのは

お守りのような魔除けで、

こけたり、なんかあってもすぐわかるように、スカートに

ぶら下がってるのんは、鈴

 

 

見にくいですが、一応、家系図。

 

 

 

 

 

うーむ

 

 

 

 

エリザベートの、ものすっごい大きな絵があり、

写真スポット用に外にもこんなものが。 

 

 

 

 

 エリザベートは、自分の美しさを保つ為に食事療法

やダイエット、蜂蜜などで顔のパックなどをしてたようだが

就寝前に、新鮮な仔牛の薄切り肉を、頬、額、襟あき部分ののせてたり

していたらしい

昔から、美し過ぎるひとは、きょわい〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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