花街、芸舞妓のお化け

 京都の花街で、一年で一番華やかなのは、節分のお化け

 

 

舞妓さんや芸妓さんが、2〜3人のユニットとなって、

お茶屋やそのお部屋をまわって、その日だけの芸を

披露するのであ〜る。

フラメンコとか、白雪姫とかならいいけど、

お坊さんとか、え〜そんな格好するの〜という格好をして

楽しませてくれる

違う年齢や性になって厄落としする習わしなので、

ご立派なおじさまが、お化けで芸妓姿になってる写真を

見せてもらったこともある。

 

懐かしい小さなラジカセを自分たちで持ってまわって、自分で

ボタンを押してスタートするのだけど、音の悪い感じが、クラシック〜

 

 

 

     

 

 

マジメに「胡蝶」を舞ってはったっと思ったら、ABBAの

ダンシングクイーンに音楽が、変わって、靴を履いて

タップダンス〜

 

ばっちり、二人は合っていて(ジャンプもしてた)

これは、かなりハード。昨夜は、介の字張りだったらしい。

そらそうやわ〜

 

タップも上手い

 

 

   

 

 

そして、違うユニットは、海亀の絵を置いて、浦島太郎が出て来て、

三味線の音だけで舞を舞ってたかと思うと、竜宮城の姫が現われる

 

 

 

      

 

 

・・・と、また音楽が急に、ハワイアン〜にあり、フラを踊り出すのだ

なるほど〜、腰蓑つながりね〜と爆笑

 

 

 

     

 

 

 

    

 

 

「昨日は、浦島太郎役やったんで、気が楽やったんどすが、

今日は、朝から、気が気でなくて〜〜」と、

言うてはりました

2日しかしないのに、前日と、わざわざ変えてるらしい

 

 

この寿三婆も、おもしろくて、よくできていて

何やら、お目でたい〜〜

踊りの最中に、輪投げみたいなのをさせてくれたのだけど、

私が、投げたら、ちゃんとうまく全部、腕に入れてくれたりして

楽しい〜

 

 

 

 

途中で、AflaxのCMの曲になったり

EXILEの曲になって、ちょっと笑う〜

 

 

 

 

 

メイクは、ちゃんと顔師に描いてもらうらしい。

 

 

 

 

 

背中は、JALでっせ〜(といって、自ら見せてくれた)

 

 

 

 

 

 

千社札も、お化け用に特別に連名で作っていて

よく見たら、演目の図柄を入れてある。

 

 

 

 

 

 

そして、顔(ファンデーション)が、ピンクなので

鬼かなと思ってたら、金太郎

 

髭の部分もちゃんと描いていて、青い。

 

 

 

   

 

 

 

 

 

途中で、音楽がタンゴに変わって、豹変

 

 

 

 

タラッタッタンタンタン、ラララ〜、タラッタンタッラ〜

 

 

 

みんな、大体、焦っているし、ひ〜ふ〜言うている

それぞれ、一晩50座敷くらいをまわるらしく

節分と前日で、約100回くらい?、これをやるのであ〜る。

1晩、6時半くらいから、23時くらいまでに集中してやるのだし、

そら、疲れるわ〜〜〜〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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